「小説 野性時代」編集部の鈴木です。
こんにちは。
今日(正確には昨日6月7日ですね)は
映画「天地明察」の北極出地キャンペーン第一弾ということで
冲方さんと福島へ行ってきました。
この日の冲方さんは、お昼から東京での取材を受け、
その足で福島のキャンペーン会場へ。
相変わらずお忙しい毎日を過ごしておられます。
北極出地のイベント自体は夜のスタートだったのですが、
夕方に会場入りするや、テレビに新聞に雑誌にと、
まさに分刻みで次々と取材をこなす冲方さん。
気づいたら、あっという間にレッドカーペットに登場!と、
イベント開始の時間になってしまいました。
こちらは、冲方さん、滝田洋二郎監督、岡田准一さんが
姿を見せる直前のレッドカーペットの様子。
徐々に高まる会場の熱気に、テンションが上がります。
レッドカーペットイベントでは、
映画の撮影で実際に使われた象限儀の
お披露目もありました。
安井算哲を演じた岡田准一さんが
会場で「天地明察北極星」を観測してくれましたよ。
こちらの象限儀は、映画の公開日まで
劇場(ワーナーマイカルシネマズ福島)に
展示されているとのことですので、
ぜひ、みなさんにも実物を見ていただきたいです。
レッドカーペット上の冲方さんのお姿も、チラリ。
レッドカーペットイベントのあとは、
劇場での舞台挨拶がありました。
昨年三月の震災の直後、誰よりもまっさきに
冲方さんにお電話をくださったのが滝田監督であったこと、
その監督の
「粛々と撮影を進めます。おのおのができることを全力でやりましょう」
という言葉に冲方さんは力づけられたというエピソードが語られました。
ちなみに、映画「天地明察」にちらりと出演している冲方さん。
MCにそのことを指摘された冲方さんは、間髪をいれずに
「忘れてください」 (笑)
一度目は作品を味わい、二度目以降に
僕をさがしてください、とおっしゃっていましたよ。
舞台挨拶のあとは、近くのレストランで軽く食事をしました。
そこで我々から冲方さんにあるプレゼントを!
その名も、「光圀伝、もうすぐ出るよ カウントダウン時計!」
8月31日に予定している『光圀伝』の単行本発売までを
カウントダウンする時計をプレゼントいたしました。
発売まであと84日……いえ、もう日付が変わったので83日ですね。
まだゲラ作業が残っているため気は抜けませんが、
ついに、いよいよ、という感じです。
にっこり笑った冲方さんとカウントダウン時計の写真を一枚、と
思ったのですが、冲方さんは目を合わせてくれません。
きっと、ゲラ作業が終わって本当のゴールが見えてきたら
にっこり笑ってくれるはず……ですよね、ですよね!冲方さん!!!
と、今日も長い一日でした。
冲方さん、おつかれさまでした!
早くみなさんにも映画「天地明察」を見ていただいて
この感動を分かち合いたいです!
その前に、文庫版『天地明察』もぜひ読んでくださいね。