「小説 野性時代」編集部の鈴木です。
こんにちは。
今日(正確には昨日6月7日ですね)は
映画「天地明察」の北極出地キャンペーン第一弾ということで
冲方さんと福島へ行ってきました。
この日の冲方さんは、お昼から東京での取材を受け、
その足で福島のキャンペーン会場へ。
相変わらずお忙しい毎日を過ごしておられます。
北極出地のイベント自体は夜のスタートだったのですが、
夕方に会場入りするや、テレビに新聞に雑誌にと、
まさに分刻みで次々と取材をこなす冲方さん。
気づいたら、あっという間にレッドカーペットに登場!と、
イベント開始の時間になってしまいました。
こちらは、冲方さん、滝田洋二郎監督、岡田准一さんが
姿を見せる直前のレッドカーペットの様子。
![冲方さん、まもなく登場!](http://ubukata-summit.jp/blog/wp-content/uploads/P1030445-200x266.jpg)
徐々に高まる会場の熱気に、テンションが上がります。
レッドカーペットイベントでは、
映画の撮影で実際に使われた象限儀の
お披露目もありました。
安井算哲を演じた岡田准一さんが
会場で「天地明察北極星」を観測してくれましたよ。
![象限儀](http://ubukata-summit.jp/blog/wp-content/uploads/P1030463-200x266.jpg)
こちらの象限儀は、映画の公開日まで
劇場(ワーナーマイカルシネマズ福島)に
展示されているとのことですので、
ぜひ、みなさんにも実物を見ていただきたいです。
レッドカーペット上の冲方さんのお姿も、チラリ。
![P1030461](http://ubukata-summit.jp/blog/wp-content/uploads/P1030461-200x266.jpg)
レッドカーペットイベントのあとは、
劇場での舞台挨拶がありました。
昨年三月の震災の直後、誰よりもまっさきに
冲方さんにお電話をくださったのが滝田監督であったこと、
その監督の
「粛々と撮影を進めます。おのおのができることを全力でやりましょう」
という言葉に冲方さんは力づけられたというエピソードが語られました。
ちなみに、映画「天地明察」にちらりと出演している冲方さん。
MCにそのことを指摘された冲方さんは、間髪をいれずに
「忘れてください」 (笑)
一度目は作品を味わい、二度目以降に
僕をさがしてください、とおっしゃっていましたよ。
舞台挨拶のあとは、近くのレストランで軽く食事をしました。
そこで我々から冲方さんにあるプレゼントを!
![P1030505](http://ubukata-summit.jp/blog/wp-content/uploads/P1030505-200x266.jpg)
その名も、「光圀伝、もうすぐ出るよ カウントダウン時計!」
8月31日に予定している『光圀伝』の単行本発売までを
カウントダウンする時計をプレゼントいたしました。
発売まであと84日……いえ、もう日付が変わったので83日ですね。
まだゲラ作業が残っているため気は抜けませんが、
ついに、いよいよ、という感じです。
にっこり笑った冲方さんとカウントダウン時計の写真を一枚、と
思ったのですが、冲方さんは目を合わせてくれません。
![P1030502](http://ubukata-summit.jp/blog/wp-content/uploads/P1030502-200x266.jpg)
きっと、ゲラ作業が終わって本当のゴールが見えてきたら
にっこり笑ってくれるはず……ですよね、ですよね!冲方さん!!!
と、今日も長い一日でした。
冲方さん、おつかれさまでした!
早くみなさんにも映画「天地明察」を見ていただいて
この感動を分かち合いたいです!
その前に、文庫版『天地明察』もぜひ読んでくださいね。